スタジオ経営への道

ダンススタジオ経営を目指しています

スタジオを持ちたい理由

外部レッスンで飛び回る。子どもたちに「ちんすこう先生大好きー!」と言われ、「先生のレッスンまた受けたいです」と大人やシニアにも言われ、そんな日々で満足していたのに、突然やってきたダンススタジオ経営居抜き物件。

 

はー・・・。

もう後に引けないし引く気はないけれど、それでも、こんな私にできるのか今も不安でしょうがない。

テナントの話が出たのは先月の中頃。たまたまパーソナルフィットネススタジオが撤退したばかりの居抜き物件見つけたよ!なんて連絡が来て。ちんすこうさんここでスタジオやりなよ!私も同じフロアの空き部屋でフェイシャルエステのお店したいから、と。つまり異業種で共同経営ではないけれど、間借りをして場所を開こうというもの。そしてあれよあれよと話が進み。内覧にも行き、ああーこの広さはちょうどいいし、綺麗だし、立地も駅近で最高だなー、やりたい、、、です、、、みたいに言ってしまった。迂闊だった。

 

こんな居抜き物件なかなか出会えないよ、やろうよ、やらない手はないよ。でも今でも仕事色々掛持ちしているのにそれどーするの?家にもなかなかいられなくなるよ、てか自分がどうにかしないとテナント料がどんどん減るんだよ・・・。天使と悪魔のささやきってやつ?怖い、うわあ怖い。今までもレッスンの質とかやり方とか自己反省してきたことはあるけど経営なんて心配するのは、私を雇った方の仕事。こっちは関係ない。お客さんは極論いてもいなくてもお金はもらえるから。そういう世界でしか働いたことがない。もっというと転職前は医療職、一般的とは言えないかもだが一応会社員。転職して報酬制になって間もないというのに、今度はいきなり自営業?経営?

 

ダンサー及びインストラクターが独立してスタジオ経営をするときは、すでにファンや顧客がいて、それも最低10人はついた上で開業すべし、とかいうセオリーみたいなのがある。ダンス・ヨガ業界に限らず、起業ってそういうものではないかと各書(企業を決めたら読む本、的なやつ)でもみてきた。そういうステップなし。つまり私がスタジオオープンしたところで、ついてきてくれるお客さんは今の所ZERO。。。そんなのでできるわけがあるか?

 

「君はレッスンがしたくて、経営がしたいわけじゃないでしょ」と相方(夫)に言われる。だがこの世の中で経営がしたくてしたくてたまらないっ!なんて人、いるのか?(会社員という働き方が向いていなくて個人事業主になる、って人はいるらしいけど、まあそれも経営がしたいとはちょっと違うよね)

 

私ももちろんダンススタジオを持つのは憧れだった。自分の好きにできる場所・・・素晴らしいではないか。でも転職して少しは現実を見た今。お金のことが絡んだら絶対大変だし、経営なんて絶対めんどくさい。

 

ただ、何かひとつ、大きなことしてみたい。30代。それで社会の、世界の流れが変わったら、すごいことかも。自分の好きなことして、スキルが評価されて、働けているのは本当にありがたくて幸せなことだ。でも世の中の流れは変わっていない。インストラクター、ダンサーやアーティスト、こういう業界は全然稼げない実情を知った。でも、仕方ないよ、と思っていた。もし、それを少しでも投じるチャンスがあれば、それは、起業なのかもしれない。避けていた、起業というカタチ。

 

そして考え方も変わった。今までは自分による自分のための拠点が欲しかったのだけど、今は違う。色んな人がやりたいことにチャレンジできるオープンな場所を作りたい。それがちゃんと手につく職になるんだという流れを。そこブレないように、しなきゃいけない。コンセプトってやつ。ただ先読みしたり、この時には収入をいくらにすれば元が取れて、とか考えるのは、多分苦手だ。

 

・異業種で間借りの経営、うまくいくか?

・事業計画作らなきゃダメなの?

・税理士さん雇うのはいつ?必要?

・開業届いつ出しに行けばいいんだ?

・実は扶養されているんだけど収入の制限は?

・集客はどうすればいいんだ?

・会費制?入会金もいる?

 

まだ考えなきゃいけないことだらけだ・・・。